うわー、ここに書くのも久しぶりです。別に具合が良くなかったとか、忙しかった訳ではありません。うーん、なんとなく気が乗らなかった?そんな曖昧な理由。そんな時もあります。
書かない間にも色々なことがありましたが、一番のイベントは友達の結婚式でした。丁度1週間前だったのですが、式と披露宴に招待されていた私は、着物で出席してきました。結婚した時、母が作ってくれた付下げ。初お披露目です。
作ってもらった着物はいくつかあって、どれを着ていけばいいのか自分では分からなかったので、お義母さんに事前に見て頂きました。品のよい物が何枚もあったのですが、結婚式に着ていけるのは1枚だけ、とのこと。後は、普段着とか小紋だったそうです。そんなことも私は知らずに持ってきていたようです(苦笑)
だけどね。その付下げを見たお義母さん、見た瞬間一言。
「地味だね~」
と、しみじみと言いました(笑)
えぇ、確かに凄く地味な着物。渋い藤色というか、小豆色というか…。
「きっとお母さんが、先々のことを考えて作ってくださったんだね。」
と言われました。後で、実家に電話してみると、正しくその通りの返事を貰いましたとも!でも、結婚式に相応しいのはその1枚。まぁ、地味なのは勘弁して貰おうと、それを着ることに決定。
別に洋服でもよかったのですが、せっかくある着物を着たかったのと、やはり着物を着る友人がいたので、じゃあ一緒に、と話が纏まったのもあって決めました。
当日は、お休みを取ったテツさんが車を借りてくれたので、会場のホテルまで送ってもらいました。コレ、本当に有り難かったです。なにせ、着物一式が大荷物。もちろんキャリーバックに入れましたが、家からホテルまで電車で行くとしたら、ちょっと面倒くさい経路なので、多分車で行った時の倍は時間かかっただろうと思います。もうそれだけで御の字です。そして、帰り。お義母さんにも私の着物姿を生で見せたかったので、着物姿のまま帰りたかった私。車のお陰で、楽々でした。テツさんに感謝です。
結婚式。それまでちょっと調子があまりよくなかったし、出かけちゃ動けなくなっていたので、実は体調的にも心配でした。が、往復の心配がまずなくなり、その間テツさんに側にいて貰えるという安心感もあった上、招待客の友人席が、ほとんど高校時代の友人達であったことで全くの杞憂となりました。地元ネタで盛り上がり、新婦の過去の悪行(笑)で更に盛り上がり、親族中心の落ち着いた式だったため、終始楽しく過ごせたのでした。
残念なのは、着物だったためか、料理を半分も食べられなかったこと。豪華な材料を惜しみなく使っていた料理だったのにな。あー、悔しい。
披露宴が終わってから、友人同士でお茶のお誘いもあったのですが、私はこれまた残念ながらお断りして、サッサカ帰ってしまいました。テツさんが既にお迎えに来ていたのと、お義母さん宅へ行きたかったからです。
何せ、盛んに「地味だ~地味だ~」と心配されていたので(笑)
帰って直接お義母さんの所へ行き、真っ先に着物姿を見せました。ふふふ、今思い出しても可笑しいくらいに、ビックリしてましたよ。
「帯でこんなに華やかになるなんて。と言うより、地味な着物が似合うね~」
と、褒められているんだか、貶されているんだかよく分からないお言葉を頂きましたよ。
ちなみに、着物はこんな感じ。
デジカメのデータを落とす前に、カードをテツさんに持って行かれちゃったため、印刷した写真を携帯で撮った写真です。だから、あまり写りは良くないかも。お家の前で、大撮影大会を開いた、その1枚です。
披露宴会場で撮った写真だと、照明の関係で色が微妙に違って見えます。なので、こちらをご紹介。
友人の新婦も、着物の人がいてくれて華やいだから嬉しいと言ってくれたし、私も久々に着物が着られて嬉しかったので、良いことづくめでした。
そして、今日。陰干ししていた着物を仕舞いました。えーと、着物は自分で畳めたんですが、襦袢が折り目と私の畳み方とが合わなくて、慌ててお義母さんにヘルプ。結局、最初から最後まで、面倒を見て頂いたことになります。
着物を出す時も、少し見たのですが、今日もいい機会とばかりに、タンスの中の着物を総チェックしました。お義母さんは和裁の仕事もしていたそうで、若い時に自分で縫った着物なんかも出てきました。今流行のアンティーク着物風のもあったりして、なかなかお洒落です。もう自分は着ないから、と言って自由に着ていいよと言って貰えました。なので、私が持ってきた着物と合わせると、かなりの枚数になります。
それこそ、着付けを習いに行って、折を見て着てみるとか、時間があるんだから自分で着ながら覚えていくとか、した方がよさ気な感じです。
見てる分には好きなんですよね、着物。見てるだけでワクワクします。が、自力では着られないし、何処に着ていこうとか考えてしまう。でも、せっかくあるんだしねぇ。
実を言うと、実家からはまだ着物があるから見にお出で、と言われています。母の着物、亡くなった伯母や祖母の着物。3世代分くらいあるとのこと。今いっぱいあるから、と一旦は断ったのですが、着物に対してワクワク中の今なら見たいな、と思ってしまいます。着られもしないのに、増やしてどーする?!って感じですが、見るだけならタダだしなぁ、と(笑)
自分が持ってきた着物は、作ってもらった物だけでなく、中古(リサイクル)で買った物もあります。着付けの練習用に、って。全然練習もしてないけど(苦笑)うん、でも、着たいなぁ。色柄は好みの物を揃えて貰ったんだしなぁ。で、見られる着物は、見ておくだけでも損はないしね。…どうも、私の好みは今風の物より、少し古めの感じが好きみたいなので。だから、お義母さんの着物を見て、コレ着たいって言えたんですよ。
言ってるだけで終わる可能性も有りだけど、少し着物について調べたり、チャレンジしたりしみようと思った今日この頃。少し、そういう欲が出てきたのは悪いことじゃないよね。ぽつらぽつらやって行きます。
※コメントくださった、ゆづき りあさん、歩ちゃん、はなっこちゃん、ありがとうございました。嬉しかったのに、お返事遅くなって、すみませんでした。記事を更新したら、お返事しますね。