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研修日和

月末締めの真っ只中なのですが、本日は社内研修を受けてきました。お題は「決算書の見方」です。

うちの会社の研修は募集制なので、気になるお題の研修の募集がかかったら、スケジュールと照らし合わせて、上司にOKさえ貰えば自由に申し込むことが出来ます。前職の研修は、大体上司の推薦が無ければ受けたくても受けられないか、自主勉強会という名の元の強制参加かのどちらかでしたから、最初はこのスタイルにビックリでしたねぇ~

最も最初の頃は、もしや契約社員は対象外?…と遠慮していたので、実は今回が初参加。今している仕事は一応営業職なので、やっぱり財務の知識や法務の知識がある程度必要となります。特にここ最近、それを強く感じていたため、思い切って「契約社員でも社内研修が受けられます?」って確認したらOKが貰えたので、喜び勇んで申し込んじゃいました。それが先月終わりの話。

そして本日、無事初研修を受講し終わったわけです。

感想は一言で言うと、いや~、面白かった!主に、貸借対照表と損益計算書の項目の意味、数字の見方、数字の分析について、比較の仕方等々、基本的なことを学んだのですが、自分であれこれ弄繰り回して考えるのがすっごく楽しかったです。実際の仕事でも、売上と原価、粗利に粗利率、そしてキャッシュフローに注意を払って、契約事務を進めています。それと類似している部分があるのもあって、置き換えて考えれば分かりやすかったのも大きいかな?でも何と言っても、自分の会社の決算書を分析してみたり、同業の2社を比較してみたり、と言ったやり方で説明を受けたので、より生々しいデータを突きつけられたのが衝撃的だったのかもしれません(笑)単純なところでは、業績の悪化した当年は、ちゃんと賞与引当金が減額されていて、あぁあのボーナス減のお知らせは伊達じゃなかったんだ…とみんなで笑ったりしましたよ~

私が付いている上司は、こういう知識も当然豊富で、資格と言う意味では簿記2級を持っていますし、ビジネス法務検定は1級を持っているのかな?仕事をする上では、簿記の知識より決算書が読めればいいと言われましたが、業種的には工業簿記の方が当てはまるんだよな…、なんて言われてしまうと、うーん、やっぱり簿記も必要かなと単純な私は悩んでしまいます。ま、取り敢えず資格取得の前に、今回の研修の応用編が来月あるので、それを受講するために申し込みをしてきました。

そうそう、今回の研修。“社内”研修なので、実は講師は社内の経理担当者が担当するのかと思っていました。実際、前職の研修の講師は、ほとんど自前の社員で賄っていたので…(ちゃんと教官用の訓練もあったんですよ)しかし、会場にいたのは某資格学校のちゃんとした(?)講師でした。いや、これにもビックリ!だって、社外から講師を呼んだってことは、お金をかけているってことだから。一般企業って、やっぱりこんな風にちゃんとしてるんだ~、と感心しましたよ、ホント。(何でも前職と比べてしまうのが悪い癖ですが、前は立派な研修所はあったけど、講師や教官は社員がなるものでしたらから)

契約社員という引け目がチラリとあるのだけど、こうやって勉強する機会を平等に与えてもらえるのは幸せなことだと思います。私は、業務知識も足りていないし、営業的な知識も不足している上、コミュニケーション能力にもちと問題があるという自覚が有ります。なので、こうやって研修を受けさせて貰って、少しでも補えるといいなぁと思います。特に今は、コミュニケーション能力やネゴシエーション能力をアップさせたい気持ちがあるので、次にそういう研修があったら即申し込もうと狙っている最中。研修を受けたからと云って、能力が上がるとは限らないけれど、努力しないよりマシかなぁ…と、ね。(それに、自分じゃ取っ掛かりが分からないので、そのチャンスが欲しいってのもありますし~)

ま、そんな訳で、珍しくちょっと前向きな私です(笑)

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