って言われちゃいました。
一度は気持ちの整理も付いて状態も落ち着いていた。それがどうも前回のカウンセリングのあたりだったようで、心理士さんに「そこまで整理が出来ていたのに、出来る前に戻っちゃってもったいないね」と指摘されました。
とあることからずっと自分一人が悪いと思って、でも相手を攻撃する気持ちもなくならなくって、ずっとずっと苦しく悲しかった。そういう私を肯定してくれる人がいて、悪いのは私だけじゃないんだよって言ってくれる人と出会って、ようやく気持ちにちょっと落ち着きを取り戻した。もちろんその前後には、仕事を始めたり、今の心理士さんとの対話をしたりしてきたのも状態を落ち着かせるポイントでもあったはず。
そういう過程を経て「あぁ、いい方向に向かってきたね」と前回終わって、「じゃあ、今度は前を向ける考え方とか気持ちの切り替え方を考えてみよう」となっていたのに、逆戻りの状態になっちゃったんだもん。そりゃー言われるよね、もったいないって。
それと、別の意味でも「もったいない」って、以前言われた事があります。これは心理士さんからではないですが、自分の時間は限られているのに、その限られた時間を辛い事や悲しい事に費やすのはもったいない。もっと楽しい事や自分が楽になれるよう時間を過ごせるようになれるといいのに、って。
うん、そうだよね。
でも、最近の自分はそういう風に言われた事、自分でもそう思った事、そして気持ちに整理をつけたことをすっかり忘れ去っていました。その挙げ句、引き出しの奥の方にしまってあった苦しかった事、悲しかった事、悔しかった事を自分で引きずり出していた。それで始終メソメソイライラしていた。
今日、心理士さんと話して、ようやく思い出した。
忘れっぽいね。同じ過ちを犯すタイプなんだろうな、私って。
ついでに言うと、メソメソイライラの発作が起きそうだなと思った時に、色んな対策を自分で取っているってことも思い出した。と言うか、心理士さんに「何か調子が悪くなりそうだと感じた時に対策を取ったりしている?」と聞かれて、あ、私こんなことやってる…って今さら気づいたのでした(笑)
好きな音楽をかけたり、敢えてゲームをやって気を逸らせてみたり。後、会社から帰るのがしんどい時は、羽田からバスで途中の駅まで帰るようにしてみたり。バスを使うというのは、バスだと確実に座れるので、身体が疲れている時はすごく楽なんです。例え、途中から満員電車に乗り込む事になっても、負担はこっちの方が少ないんですよね。それと、普段は見ない風景を車窓から見る事で、一種の気分転換にもなっている気がします。
今日の心理士さんとの対話で、これらを思い出して「こういうことはいいことだ」と褒められました。例え、その予防線の成功率が半々程度だとしても、褒められたら安心しますね。
ただ、やっぱり酷い時は酷くなる訳で、そう言う時は薬に手が伸びるのをどうしても止められない。過剰に飲めば楽になれる、何も考えずに眠れるって知っているからこそ余計に。これはかなり注意されました。規定量以上の服薬はやっぱり身体によくないから、と。「自分で止められないの?」と聞かれもしましたが、酷い状態の時は興奮して理性が無いような状態です。なので「無理」としか言えませんでした。
出来るとしたら、酷くなる一歩手前、理性が残っていて薬を飲む事はよくないことだと判断出来る段階で、規定量を飲んでコントロールするくらいでしょうか。心理士さんには、「そう出来るように薬については先生とよく話し合ってね」と言われました。
が!
カウンセリング後の診察では、
「夕方から震えたり息苦しくなったり調子が悪くなる事が多いです。酷い時は『1錠で眠れる』と言われた薬が効きません。なので、デパスに手が伸びて多めに飲んじゃいます」
→「じゃあ、それを3錠飲んでいいですよ」
「明け方必ず4時~5時に目が覚めるんです」
→「では寝る前の薬を1錠増やしましょう」
といった感じに、薬の重装備を固める診断が下りました。
い、いいのかなー?
実は今日、流石に前回テツさん呼び出し事件があったので、テツさんにもお休みを取って貰って一緒に病院へ行きました。それに、テツさんも診察を受ける必要がありましたしね。で、どうやらテツさん、自分の診察の時に私の話が出て、「(私の調子が悪い方向へ向かう)兆候が出てきました」と報告したそうで…それもあってのあっさり増薬のようです。
まぁ、薬は先生がいいって言っているならまぁいいや、と。むしろ非常時(と言うか興奮状態&メソメソ状態)の自分にとっては有り難い事ですしね。
そしてカウンセリングの方はというと、一度は気持ちを整理して引き出しに片づけられたのだから、それをまた思い出しましょう、片づけましょうということになりました。今日、あ、そういやそんなこと出来てたんだ!と思い出しただけで、ちょっと軽くなった気がするので、片づけ方法を思い出せたらもっと楽になれるのかなと期待しています。今は、自分からマイナスな記憶をわざわざ引っ張り出しているのだから、それをもう一回押し込めたら楽になります…よね?
相変わらず一歩進んで三歩下がるような状態。学習機能が低下している感じです。が、今は忘れたら思い出させてくれる人(心理士さん)がいてくれるので、覚えが悪いけど何度でもチャレンジするしかないですね。
大丈夫。
一人だけど一人じゃない。
そう思って。
とりあえずカウンセリングはまた1ヶ月後。診察は、不安なので2週間後を目安にしました。薬が増えた分、血液検査も必要と言われましたし。(なんかホントヤク中の人みたいだ…;)
先があるのか。
先が見えるのか。
それは定かでないけれど。
せっかく働けるようになった。
それを崩さす、そして私生活にも安定を。
そう願って一本の糸を掴んでいます。
悲しい事もある。
悔しい事もある。
でも楽しい事もある。
それを思い出せるように。
それを忘れないように。
そうなりたいです。