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ホントに必要?

今週の頭に、新しい病院へ行ってきました。新しい…とは言っても、テツさんが通っている病院なので、別に目新しい所ではありませんが(笑)

そこの病院は、何人かの医師がいて、担当の先生は日にちや曜日、時間等で変わってきます。そして予約制ではないので、自分で担当の先生がいる日時を目標に通院する必要があります。時間が取れる日がまちまちなテツさんには、有り難い制度らしいですが、私にとっては…うーん、どうだろう?まぁ、通院ペースを自分で決められるのはいいのかもしれません。

で、私は何度もここに来ていても診察を受けていた訳ではないので、当然初診のステップとして、今までの経過と現状を問診票に書き込む事からスタートしました。さすがに、2年前は涙ながらにブルブル震えながら書いたものでしたが、今となってはある意味慣れたもの?診察慣れしてるのも善し悪しですね~(苦笑)

問診票記入の後は、心理士さんによる問診。この時はさすがに、ちょっと興奮気味だったかも。過去の事、苦しい事を話す苦痛と、“思い出す”という事によって気が高ぶってくる感じでした。何というか…訴えてみた、という感じでしたね、今思い返すと。やっぱり「今、私はこうなんです!」って言いたいのが前面に出ていたのかな?

このテンションは、主治医となる先生の前でも同様でした。

今、私が起こす症状の切っ掛けとなった職場とは縁を切った。そして、仕事的には新しいスタートをして、今のところ問題なく勤務出来ている。だけど、やっぱり症状はすぐには治まらないし、退職&トラブル&再就職前後には、むしろ頻繁に起こっているのが現状である。そして、何よりそのトラブルが引き起こした一種の興奮状態(人に対してやたら攻撃的になる、人の言葉を否定的に取る、落ち込む等)を何とかしたい。どうしてそうなるのか、どうしてそうなったのか、可能ならば突き詰めたい。そして、取り除きたい。そのためにカウンセリングを希望して、この病院を撰んだこと。

こんなことを、切々と訴えました。えぇ、説明したというより訴えた(笑)

この先生はテツさんの主治医ですから、もちろん私の事を知っています。同席したのは2~3回あったか無いかですが、テツさんは毎回受診の時に私の話をしてるそうですし、簡単な経過は既にご存じでした。なにせ、のっけから「ご主人から今度こちらに受診しに来ます、と聞いてましたよ」と言われましたもん。カウンセリングの件も承知済み。なので、大変対応が早かったです。

とは言え、土曜日のカウンセリングはやっぱりいっぱいで、すぐに受けられるという訳ではありません。その上、この病院では、最初にガイダンスを受け、その後2~3回に渡って心理士さんとカウンセリングの方向性を確認し、それから本格的なカウンセリングを始めるそうです。前の病院と、またシステムが違いますね~

そんな訳で、まず予約希望を出し、空きのある日にガイダンスの予約を入れました。12月末頃の予定です。カウンセリングは長丁場。開始までの時間が空くと、本当に自分に必要なのかどうかとう疑問も出てきちゃいますが、そこは焦っても仕方ないですね。

カウンセリングはそれでOKです。OKとしました。

後は、前々から気になっていた事を、先生に聞いてみました。それは、今処方されている薬が、私に本当に必要なのかどうか、と言う事。

えー、春にテツさんと大喧嘩をして、自棄になって一切の薬を絶った事があります。が、その後やっぱり調子が悪く、なんだかんだと秋頃にガタッと調子を崩した事もあって、多分春以前より今の方が薬の量が微妙に増えている気がします。
ちなみにこんな処方です。

【朝・夜】
 トフラニール 25㎎ 1錠
 リーマス 200㎎ 1錠
 デパス 0.5㎎ 1錠
【寝る前】
 トフラニール 25㎎ 2錠
 セロクエル 25㎎ 1錠

でもって、一時期悪い子ちゃんをしていた私は、これらをアルコールで飲んでいました。そうじゃなければ、デパス大量飲みの代わりにアルコールとか。まぁ、お酒に弱いのでチューハイ1~2缶程度ですが。でも、そうするとよく眠れたし、落ち込んだ気持ちを持ち上げる事が出来たし、思い出したくない事を思わずに済んだ。今は流石にしてませんが、あの頃はそれが必要だったんだ、と思っています。(そして、正直に先生に報告しては苦笑いされてました。「お酒は程々にね…」というセリフと共に・苦笑)

でも、アルコールで代用出来る程度なら、これらの薬って私にどの程度必要なんだろうって思い始めたんですね。デパスはお守りなので欲しい。でも、他は?と。そして、そもそも私に薬は必要なのか?という、根本的な疑問もあったりして…

テツさんから私の状態を見ると、頻繁に泣いたり震えたりという正常な状態ではないことはあるが、一応落ち着いている状況じゃないか、と思えるそうです。何も出来ないくらい動けないとか、ものすごくウツウツとしているとかで無いなら、落ち着いてるのだろう、と。そして、その状態であれるのは、薬の効果があるからじゃないか?と言うのですね。だから、いきなり止める事はしない方がいいんじゃないかとも言われています。

まぁ、一理ありますよね。特に今は仕事も出来ている。さほど問題なく通勤している。一時期は荒れていたけど、落ち着いている状態と言ってもおかしくはないかな、と自分でも思います。そして、それが薬の効果なのかもしれない、とも…

いきなり止めて、調子崩すのは怖いです。でも、そこまで効果のあるものなのだろうか?

やっぱりそこへ行き着いちゃうんですよね。で、そのことも今度の先生には聞いてみました。ですが、初診から処方をどうこうすることは難しいので、追々状況を見ながら考えていきましょう、という結果になりました。ま、それは当たり前ですよね。初めて会って、初めて問診して、それで処方を変えましょうというお医者さんはいないでしょうから。

そういうことで、処方の必要性についても保留。

前にも書いたかもしれないけれど、確かにおかしい状態になる自分は分かっているが、それが病気なのか?という根本的な疑問も実はまだちょこっと残っている。その延長線上に、薬の処方への疑問があり、カウンセリングの必要性の疑問があると言ってもいいのかもしれない。特に、一番問題であった前職から離れて、新しく働き始めたら働けちゃった今の自分。これがあるから、余計にそういう疑問が再燃したのかも。

それでも。
この間の青森旅行でも、大阪日帰りでも、ダメな時がちゃんとあった。ちゃんとあったって言い方も変だけど(笑)青森の時は結構酷くて、友達にかなり迷惑をかけてしまった。彼女は看護師だったので私の事は伝えていたし、対応も落ち着いたものだった。(ありがとう!)

なので、そういうことがやっぱりあるならば、必要なんだろうなとは思います。
それらを踏まえて、新しい先生と解決して行けたらな、と思います。

そうそう、この病院に通う事になるならば、2年前(まさにほぼ2年前でした!)にこの病院を撰んでおけばよかった…と思っちゃいました(苦笑)最初の大学病院でこちらを紹介されたんですよ、一番最初に。「ダンナさんと一緒の病院にしますか?」って。それを、この病院は遠いので復帰できたときのことを考え、通勤途上の場所の病院にしてもらったんでした。ここは遠いのは変わらないけど、行けない事はない距離だし、なんだかんだ言ってテツさんに付き添って一緒に来てたんですしね。大丈夫でしょう。

そんなこんなで、仕事に続いて病院も再スタートです。

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