黒いお話し
仕事を始めたり、それを楽しいと思ったり、退職金が出たので幼馴染みのいる青森へ旅行をしたり、こういうところだけを書くと大変順調のような気がしますよね。でも、実は真っ黒なココロがあるんです。
9月半ばからずっと。
今も変わらずソレはあります…私のココロの中に。
澱のように折り重なって沈んでいます。
きっかけはネッ友とのトラブル。
それに過激に反応してしまいました。
詳細はここに書く事はしませんが、このことは未だに傷になっています。
このことを思い出すだけで私は理性を失います。
だから毎日唱えています。思い出すな…思い出すな…と。
それでも浮かび上がってくる言葉の数々。
些細な事が切っ掛けだったかもしれない。でも、それがどれだけショックだったかというのは私にしか分からない。理解して貰えない。
そのことに対して私に突きつけられたメールの言葉。
それがどれだけ、私を軽んじ、否定し、非難しているかは私にしか分からない。理解して貰えない。
理解して貰う。
これって傲慢な希望だというのは分かっています。それでも望んでしまった。望んで、得られなかった。だから余計にショックだった。メビウスの輪のように終わりがないです。
自分の感情というものは自分だけのもの。本当に分かるのは自分だけ。自分の物差しで物事を感じて考えて思うもの。特に感情に走っている時なんかは、他人の物差しのことを考える余裕は無いし、他人の物差しで物事を言われるとすっごく腹が立つ。…大変心が狭い人間になってしまいます。
それが自分にも分かっている。そんな自分が嫌だとも思う。でも、そう思う事を止められないのに、それすら否定されると、あぁ、私なんていらないんだ…と思ってしまう。消えろと言われているように感じてしまう。
そんな状態がずっと続いていました。
中には、仕事を始めたら気持ちも落ち着くよ、という人もいた。でも、それは違う。確かに仕事中は考えないようにもしているし、落ち着いて仕事が出来ていると思う。でもそれは、無理矢理奥底に仕舞っているだけで、何も変わってはいないんだ。そういうことすら分かって貰えないんだ、と分かった時は絶望しました。もうこの人とは付き合っていけない…付き合いたくない…言葉を交わしたくないとまで思いました。思っています。
何かに必死になって、やるべきことを精一杯やったら(後略)…。
そんな言葉を突きつけられたら、あぁ、私に何もやっていないからそうなるんだって言っているんだ、やるべきことをやっていないから駄目なんだ、だから仕事を放り出すことになったんだ、必死じゃなかったからミスしてそれを責められて勝手に倒れたんじゃないか…と言われているとしか考えられなくなった。どんなにそんなことない、そんな意味で書いたんじゃないと言われてもそうは思えない。全く思えない。
その言葉を私に突きつけた人から最後通牒を突きつけられてからは、更に酷くなりました。ご飯が食べられない、起きられない、何も出来ない。まるっきり休職し始めの頃に戻ったかのような状態でした。1週間で2~3㎏落ちた時は驚くよりも感心したほどです。そこから多少なりとも抜け出したのは、それが勤務開始の直前だったから。仕事に行き始めたら、行かなきゃ、やらなきゃで動いたから。…ご飯は食べられなかったけどね。
今は、その頃よりはマシになりました。少なくともご飯が食べられるようになったもの。表面上は落ち着いたようになった。考えないようにすることが出来るようになったから。でも、だからといってこれらが私の中から消えた訳じゃない。へばりついています。
そんな自分に嫌悪感を感じる。だけど、怒りも感じるし、憎しみも感じることを止められない。自分でコントロール出来ない。ネットが切っ掛けなので、テツさんにも話せない。他の誰にも話せない。
私は話して、ぶちまけたいようです。吐き出してしまいたいようです。黒いドロドロを吐いてしまいたい。吐いてもきっとスッキリはしないだろうけど、そうしたい欲求があります。斧を持って自分の周り中を破壊する代わりに、溜まっている澱を外に出してしまいたい。
そう願った時に思いついたのがカウンセラー。
カウンセリングには辛い記憶があるけれど、でも誰かに話したい、こう思う事が何なのか?こうなることが何なのか?知りたい。カウンセリングをしてもそれが叶うとは限らない。でも、他に手段は浮かばないし、だったらプロの手をもう一度借りるのが一番近道じゃないかと思って。
ただし、今通っている病院では土曜日にカウンセリングをしていないのです。仕事を始めたデメリットですね。なので、病院を替える事にしました。テツさんが通っている病院では、土曜日もカウンセリングを行っています。なので、そちらへ思い切って通おうかと思いまして。ただ、やっぱり土曜は人気があっていっぱいらしいけど、他にアテもないしそこにかけてみるつもり。
あと、ちょっと主治医の先生への信頼が揺らいでいたので、テツさんの主治医の先生なら…という期待もあったり。最近こんなんなんですよ…と上記のことのさわりを話しても、流されちゃったんですね。そして、以前からゆっくりいきましょう、時間と共によくなりますよ、と言う先生だったのですが、最近それがすっごく気に障っていて…。それって、「仕事をするようになれば…」と言った人と同じ視点で言っているようなものでしょ。それが嫌で、ね。
黒い、黒い自分。主治医にそれをさらけ出す機会を得る事が出来ていなかったので、今度の先生には遠慮をやめようと。それで、少しは何かが分かるかもと。自分を変えるちっちゃな切っ掛けを掴めないだろうかと。
そんな期待を込めて、来週病院へ行ってきます。さすがに初診を土曜日希望にすると年を越しそうだったので、お休みを取りました。取ったというか、有給はまだ無いので欠勤を承認してもらったってことなんですけど。
苦しい。
悔しい。
悲しい。
憎い。
そんな負の感情から解放されたい。自分で自分を縛っているのだろうとは感じている。でも、その解き方が分からない。こんがらかった糸の端でもいいから掴めますように。切に願います。