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半歩でも進歩(気持ちだけでも)

ちょっと書かないと、あっという間に日が経ってしまいます。今日で2月もお仕舞いだなんて…!先週見に行った「オペラ座の怪人」リベンジのお話とかもあるのですが、今日の通院でちょっと嬉しかったので、そちらを。

今日もカウンセリング付きで、まずそちらから。前からそうなんですが、私、すごく洟が出やすくて、すぐティッシュが無くなっちゃうんです。という話から入ったら、ココロの影響がカラダに及ぼすことがあるよ、と言われ、今までの身体の不調歴についての話になりました。

私は大学時代、よく腹痛を起こす子でした。それも尋常じゃないくらい腹痛。お腹が痛くて寝ているのに、「あ、私、沈んでいく、グルグルしてる~」というのから、お手洗いで冷や汗かいた挙げ句貧血で目の前黒地に白の☆が飛ぶという経験も。(あ、これも当然腹痛付きです。)そこまで酷いのでなくても、お腹痛いなってのはしょっちゅうな学生時代でした。

それが就職した頃から頭痛にシフトしていきました。一番酷かった時は、眼が開けられず、気が付いたら立ってもいられず、当然休憩室に護送されました。上司の薦めで、一応病院で診てもらいましたが、その頃には治まっていて「まぁ、偏頭痛でしょう。」と投げやりに診断されて、ハイお仕舞い、って感じ。それ以降も、頻繁に頭痛は訪れ、今ではそれが当たり前になっています。なんとか自分の身体に合う市販薬を手に入れたので、我慢出来るようなもの。あまり有り難くは無いですが。

他、微熱もしゅっちゅう。最近は、ほっぺが真っ赤になるくらい熱を夜に出し、朝にはけろっとしているパターンもあります。

病院へ行くほどではない、身体の不調。
ココロのストレスや何かが身体に訴えているのかもね、という話を今日はずっとしてました。

なので、大学時代の自分のこと、実家を出たかった理由、今までの生活も洗いざらい…にはちょっと足りないけど、そーゆーことを中心に。

私の大学時代は結構しょぼくて、あまりいい思い出もなければ悪い思い出も無いという、可もなく不可もなくって感じなんです。だから特に話すようなこともなかったし、だからこそ腹痛を起こすような原因も分からないとしか言いようがないという…(苦笑)

まぁ、結局は原因を探る話というより、そういうココロの変化がカラダに現れるよ、ってことでして、冒頭の私の鼻水に戻ったのです。

カウンセラーさん曰わく、「ココロが緩んできて、鼻も緩んできたのかもねー」と。

…えーと、それあんまり嬉しくないです。出かけるたびに、「ティッシュ1袋で足りるかな…?」と心配する姿はしょっぱすぎますって!と一応訴えましたさ(笑)

でも最近になって、前よりも酷くなったって感じはあまりしていないけど、ココロが緩んできたのは、何となく分かる気がして、ちょっとうふふって思ったのも事実。カウンセリングにしてもね、少なくとも一月前とは全然話す気持ちが違うの。いえ、前が話すの辛かった訳じゃないけど、しょっちゅう泣いていた私。今は、すごく気持ちが楽だなって思えて、話していてもそれを感じる自分がいる。

「気持ちが春に向かっているみたいなんです。」

うん、そんな感じ。そう言って、二人で「春だー、春だー」と騒いどきました(笑)

とはいえ、問題は山積み。来月で今の休職期間が切れます。3月にはいると、多分すぐに職場から連絡がくるでしょう。これについても、カウンセラーさんや主治医とも少し話した。或る程度、考えられるようになって、前向きになってきたけれど、まだ…そう、まだそれを決定するには時間が足りなすぎる。だから、考えること前提で休職期間を延ばして貰おうかと思っている。先生も、その方がいいし、そのための診断書だったらいくらでも書きます、って言ってくれた。

もうちょっとゴロゴロしつつ、これからのことを考えてみようと思う。少なくとも、暗ーく何にも考えられなかった一月前とは違うんだもん。明るい光の方向を見つめられるようになった。考えることを拒否していたことが考えられるようになった。だから、もう少し時間が欲しい。前に進むために時間が。

いいよね?いいよね?

明日はテツさんの通院日。お休みにしてるようなので、今回は一緒に行こうかな?向こうの先生も私のことを気に掛けてくれてるそうなので。そして、お出かけついでにケーキを食べに行きたい!今日?明日?で結婚して3年が過ぎるので。まぁ、正式な記念日は来年の29日までお預けですけど(笑)でも、ケーキくらい、いいよね?

これからの仕事について

最近、もういいんじゃなかと思うようになった。
今の職場に拘る必要は無いんじゃないかと。

この間の結婚式。車を借りていたので、翌日返しに行った。その時、どうしても職場近くを通ることになる。最初は気づかなかった。けど、風景で分かってしまった。そしたら、…もうそれだけで駄目だった。動けなくて、テツさんが何か言っているんだけど返事も出来なくて、結局薬のお世話になった。

もうこの頃は、大分調子もよさ気になっていて、大泣きしたり、動けなくなったりというのはほとんど無くなっていた。時々、動悸が激しくなったり、手や身体が震えたりする程度。それも、薬を飲めば治まるくらいだった。

それくらいには調子が良かった。

だけど、職場の近くだと知った瞬間から、頭の芯が冷えるような感じがした。気が付いた時には、身動きも出来ず、言葉を発することも出来なかった。

私は、まだ、あの場所が、嫌、なんだ、と、思った。

復帰したい、という気持ちもかなり薄れている。でも、このままでいたくない、とも思っている。なら、他の仕事でもいいんじゃないか。そう思うようになった。何が出来るか分からないし、何がしたいのかも分からないけど、働きたいと思う。

もちろん、元の職場に戻る方が簡単というか、一応、名目上、バックアップ体制は整えてくれるはずだから、その方がメリットは大きいんだと思う。だけど、その場所を、私が心も体も受け入れなければ、デメリットの方が大きくなる。

流石にね。1年以上いなかった所へ戻るのは勇気が要る。ただ、転職とどっちが勇気がいるんだろう?

最近、テツさんと一緒になって、就職情報誌やチラシを見るようになった。あ、いいな、と思うこともある。でも、在職している今、気軽には応募出来ないよなぁ、ということで見てるだけ。

転職。もう、そうする、と決めたらなら、「休職」というのが足枷になる。

テツさんが夕べ言ったこと。
「在職中に、次の職を決めるのもありか。オレの頭には、辞めてから探すという図しかなかったよ。」

うーん、例えば、退職が決まっていて、有給を消化中に職を決める。それは可なんだろうと思う。けど、休職中に次の職を決めて、退職する。これは不可なんじゃないのかなぁ?

この間の通院の時、少しだけ先生とこの話になった。今の職場に復帰したいという気持ちが薄れている。転職した方がいいんじゃないかと思い始めた、とお話しした。だけど、先生は、「落ち着き始めたのだから、もう少しゆっくり考えてもいいのでは。」と、焦るなというスタンスだった。うん、まぁ、これも一理ある。

でも、どこまでゆっくりすればいいんだろう?とか、この生活に慣れすぎてもう働けないのでは?とか考えると、やっぱりそろそろ動いた方がいい気がしてね。とりあえずは、来月いぱい休職期間はあるので、ぼちぼち考えていこうと思う。

ようやく前向きになれた。
やっと考えることが出来るようになった。
ちょっと嬉しい。

続・着物

今日は写真集と言うか、備忘録@着物です。鉄は熱いうちに打てじゃないですけど、その気の時に残しておきます。

まずは新しく仕立てて貰ったもの。

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小紋です。お出かけ着にいいよ、とお義母さんには言われました。

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これもそうかな?可愛らしいピンクなのですが、地味が似合うと言われた私に着こなせるのでしょうか?

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これは確か大島。泥染めって言っていたような…(かなり不確か。)

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こちらは帯を合わせてみたところ。多分この帯は、この着物に合うように、って母が選んでいたような記憶があります。でも、渋い選び方してるなー(苦笑)

ここからは中古(リサイクル)着物です。

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濃い紫に白い絞りが可愛らしい感じの着物。この画像だとピンクに見えますけど、実際は少しピンクがかっているけど紫なんです。中古だけあって、裾にはシミがあるのはナイショです;

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これも細かい柄が連なっている小紋でしょうね。色味は地味です。ポリエステルの着物なのかな?つるつるしてます。

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サーモンピンクに白い花が散っています。花の種類が分からないのが悔しい。牡丹とも椿とも違いますよね?

ここからは帯です。

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銀糸を使っているので大変眩しい帯です(笑)おめでたい柄だし、訪問着にも使えるね、と言われました。(by.お義母さん)

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この帯は、多分お太鼓にした時、お太鼓部分にだけ柄が出るようにしてある帯なんでしょうね。裏地は金。またまた派手ですが、表地が翠色なので、正面から見ると大変地味、後ろ姿は華やかとういう感じに収まるのでは?帯締め、帯揚げで変化を付けたい帯なんでしょうね。

P1000383

これまた目が潰れそうなくらいキンキラの帯です。留め袖にも締めていける帯とのこと。…留め袖は持っていないんだけどなぁ…留め袖を着るような結婚式も縁が無さそうなんだけどなぁ。

ちなみにお義母さんは留め袖を持っています。仲人をした回数は両手を二周するくらいあったそうなので、貸衣装より安く付くだろうと作ったとか。見せて貰いましたが、大変地味な作りの留め袖でした。これくらい渋い年にならないと着ることもないだろうし、万が一必要ならばお借りしようと、こっそり思っています(笑)もっとも着ていいよ、と当然ながら言われましたが。

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これは半幅帯。それも裏地は色違いだけど、同じ柄の帯です。何故、こーゆー帯を選んだのかは謎。きっと母も覚えていないことでしょう。

最後のおまけ。これは父方の祖母に縫って貰った着物。結局、一度も袖を通さないまま、ここまで来ちゃいました。

子供の頃の仕立てなんですが、私の身長はまぁその頃と大して変わっていないので、多分着られるんじゃないかな?実はあと2枚ほどあります。そちらはお正月によく着せて貰っていました。で、何故こちらを着なかったか。これ夏用の着物なんですよ。生地が薄いの。何て言うんでしたっけ?単衣?と言えばいいの?夏には、母の着物を借りて、夏祭りに行っていたので、これはずーっとお蔵入りでした。今回見るまで、私も忘れてましたよ。まだしつけ糸もそのまんまの状態。これこそ、いつかは着たいなぁと思います。

そして、この着物。袖の下が丸くカーブしているんですよ。珍しいですよね。お義母さんが縫った着物の中にも、そう言う袖の着物もあって、お義母さん曰わく「元禄袖」というそうです。「意味分かる?」と聞かれて答えられなかったので、そのうち調べてみようと思います。

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以上が、私が持ってきた着物の一部です。後は、この間着た訪問着(昨日は付下げって言っていたけど、着物サイトで色々見ていたら訪問着のような気がしてきたので、一応訂正。まぁ、訪問着と付下げの差は少なくなってきたそうですが。←サイトの受け売りです。)、それから喪服。喪服は夏用と冬用、両方有り、お義母さんに驚かれました。普通は冬用だけで事足りるのに…よく用意して貰ったね、と。そして、それ以外にもこれだけあるんですよねー(一部省略してますが。)

これらの写真を見て、更に着物を着たくなりました。無理だと分かっているけど、明後日の「オペラ座の怪人」に着てみたかったなぁ。残念。

着物

うわー、ここに書くのも久しぶりです。別に具合が良くなかったとか、忙しかった訳ではありません。うーん、なんとなく気が乗らなかった?そんな曖昧な理由。そんな時もあります。

書かない間にも色々なことがありましたが、一番のイベントは友達の結婚式でした。丁度1週間前だったのですが、式と披露宴に招待されていた私は、着物で出席してきました。結婚した時、母が作ってくれた付下げ。初お披露目です。

作ってもらった着物はいくつかあって、どれを着ていけばいいのか自分では分からなかったので、お義母さんに事前に見て頂きました。品のよい物が何枚もあったのですが、結婚式に着ていけるのは1枚だけ、とのこと。後は、普段着とか小紋だったそうです。そんなことも私は知らずに持ってきていたようです(苦笑)

だけどね。その付下げを見たお義母さん、見た瞬間一言。
「地味だね~」
と、しみじみと言いました(笑)

えぇ、確かに凄く地味な着物。渋い藤色というか、小豆色というか…。
「きっとお母さんが、先々のことを考えて作ってくださったんだね。」
と言われました。後で、実家に電話してみると、正しくその通りの返事を貰いましたとも!でも、結婚式に相応しいのはその1枚。まぁ、地味なのは勘弁して貰おうと、それを着ることに決定。

別に洋服でもよかったのですが、せっかくある着物を着たかったのと、やはり着物を着る友人がいたので、じゃあ一緒に、と話が纏まったのもあって決めました。

当日は、お休みを取ったテツさんが車を借りてくれたので、会場のホテルまで送ってもらいました。コレ、本当に有り難かったです。なにせ、着物一式が大荷物。もちろんキャリーバックに入れましたが、家からホテルまで電車で行くとしたら、ちょっと面倒くさい経路なので、多分車で行った時の倍は時間かかっただろうと思います。もうそれだけで御の字です。そして、帰り。お義母さんにも私の着物姿を生で見せたかったので、着物姿のまま帰りたかった私。車のお陰で、楽々でした。テツさんに感謝です。

結婚式。それまでちょっと調子があまりよくなかったし、出かけちゃ動けなくなっていたので、実は体調的にも心配でした。が、往復の心配がまずなくなり、その間テツさんに側にいて貰えるという安心感もあった上、招待客の友人席が、ほとんど高校時代の友人達であったことで全くの杞憂となりました。地元ネタで盛り上がり、新婦の過去の悪行(笑)で更に盛り上がり、親族中心の落ち着いた式だったため、終始楽しく過ごせたのでした。

残念なのは、着物だったためか、料理を半分も食べられなかったこと。豪華な材料を惜しみなく使っていた料理だったのにな。あー、悔しい。

披露宴が終わってから、友人同士でお茶のお誘いもあったのですが、私はこれまた残念ながらお断りして、サッサカ帰ってしまいました。テツさんが既にお迎えに来ていたのと、お義母さん宅へ行きたかったからです。

何せ、盛んに「地味だ~地味だ~」と心配されていたので(笑)

帰って直接お義母さんの所へ行き、真っ先に着物姿を見せました。ふふふ、今思い出しても可笑しいくらいに、ビックリしてましたよ。
「帯でこんなに華やかになるなんて。と言うより、地味な着物が似合うね~」
と、褒められているんだか、貶されているんだかよく分からないお言葉を頂きましたよ。

ちなみに、着物はこんな感じ。

デジカメのデータを落とす前に、カードをテツさんに持って行かれちゃったため、印刷した写真を携帯で撮った写真です。だから、あまり写りは良くないかも。お家の前で、大撮影大会を開いた、その1枚です。

披露宴会場で撮った写真だと、照明の関係で色が微妙に違って見えます。なので、こちらをご紹介。

友人の新婦も、着物の人がいてくれて華やいだから嬉しいと言ってくれたし、私も久々に着物が着られて嬉しかったので、良いことづくめでした。

そして、今日。陰干ししていた着物を仕舞いました。えーと、着物は自分で畳めたんですが、襦袢が折り目と私の畳み方とが合わなくて、慌ててお義母さんにヘルプ。結局、最初から最後まで、面倒を見て頂いたことになります。

着物を出す時も、少し見たのですが、今日もいい機会とばかりに、タンスの中の着物を総チェックしました。お義母さんは和裁の仕事もしていたそうで、若い時に自分で縫った着物なんかも出てきました。今流行のアンティーク着物風のもあったりして、なかなかお洒落です。もう自分は着ないから、と言って自由に着ていいよと言って貰えました。なので、私が持ってきた着物と合わせると、かなりの枚数になります。

それこそ、着付けを習いに行って、折を見て着てみるとか、時間があるんだから自分で着ながら覚えていくとか、した方がよさ気な感じです。

見てる分には好きなんですよね、着物。見てるだけでワクワクします。が、自力では着られないし、何処に着ていこうとか考えてしまう。でも、せっかくあるんだしねぇ。

実を言うと、実家からはまだ着物があるから見にお出で、と言われています。母の着物、亡くなった伯母や祖母の着物。3世代分くらいあるとのこと。今いっぱいあるから、と一旦は断ったのですが、着物に対してワクワク中の今なら見たいな、と思ってしまいます。着られもしないのに、増やしてどーする?!って感じですが、見るだけならタダだしなぁ、と(笑)

自分が持ってきた着物は、作ってもらった物だけでなく、中古(リサイクル)で買った物もあります。着付けの練習用に、って。全然練習もしてないけど(苦笑)うん、でも、着たいなぁ。色柄は好みの物を揃えて貰ったんだしなぁ。で、見られる着物は、見ておくだけでも損はないしね。…どうも、私の好みは今風の物より、少し古めの感じが好きみたいなので。だから、お義母さんの着物を見て、コレ着たいって言えたんですよ。

言ってるだけで終わる可能性も有りだけど、少し着物について調べたり、チャレンジしたりしみようと思った今日この頃。少し、そういう欲が出てきたのは悪いことじゃないよね。ぽつらぽつらやって行きます。

※コメントくださった、ゆづき りあさん、歩ちゃん、はなっこちゃん、ありがとうございました。嬉しかったのに、お返事遅くなって、すみませんでした。記事を更新したら、お返事しますね。

お届きもの

お届きもの
嬉しい一枚が届きました。
ありがとうです。
パワー!

今夜はテツさん、熱海で宴会。
なので一人の夜です。
「夜中、ピカチュウに曳かれんなよ(笑)」
テツさん、そう言い残して言ったので、
私はピカチュウ柄のネクタイを押しつけました。
相変わらずな二人です。

ゆっくりと

まわりを見渡す余裕が、少し出てきました。
パソコンを開く気にはまだなれないけど。
もうちょっと。
そんな感じです。

投稿メールは全部消してるから今は平気だけど、後から自分のブログを読んで、ハチャメチャさに別の意味で落ち込みそうな予感がします。
それも自分だから、削除はしない方向ではいるけれど…微妙。

愛用品

愛用品
私の服薬専用グラス。
本来はお酒用なんだけど、手ごろな大きさ(手乗りサイズ)なので転用。
どっちにしろ、お酒は飲まないからいいけどね。

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