悪いことはしてないけれど
休職している身としては、やましいことはしていなくても、何となく身の置き場の無くなる話題です。前者の診断書34通は凄いなー、というかよく通したなぁという気もしますが、後者はあり得なくもない話かなと思ったり。私が仕事で関わった休職者の中には、通信制の大学に入学し、休職中勉強していたという人がいたので。その人は精神疾患とは違ったと思うのですが、一時それは可なのか?と話題になったのを思い出しました。最終的にその人は、どうしても復帰が叶わず、退職してしまいましたが。
今日は通院日でカウンセリングがありました。その時にも少し話題になったのですが、公務員というのは、やはり恵まれているんだなぁと、改めて思わされました。話の切っ掛けは、復職までの手続きを説明したことでして、何重にも復職の意思の確認を迫られ、期限を切られるというのはプレッシャーでしょ…とカウンセラーさんに言われ、「じゃあ、他の企業ではどうなんですか?」と尋ねたのが始まり。休職が赦されず退職せざる得なかった、復職しても周りから退職を迫られた、というところが多いね、と。大企業なら復職のプログラムも整っているけど、中小のところはまだまだ…という話でした。
だからこそ、上記の事件が話題に昇るんだろうなと思わずにはいられません。
でも、正当な理由で、ちゃんと不備のない手続きを踏んで休んでいても、じゃあ責められるのだろうか?って、なんとなく不安になってしまいます。私のケースは大丈夫だよね?って確認したくなったり、療養のために休んでいるんだから、旅行とか遊びに行ったりするのはいけないことなの?って思ったり。何がよくて、何が悪いのってグルグル考えちゃう。
カウンセリングでも話したことだけど、特に最近は調子もよくて、あまり不安になることが無い状態。泣いたり、ガタガタ震えたりってのがほとんど無いから。そう言う時って、普通に健康体だから、「え?何で私、休んでるの?」って罪悪感に駆られることがある。かといって、じゃあ復帰する?って自問しても、…分からない…行きます、って自信持って言えない状態。なんか、これって卑怯な状態なんじゃないかなって思う。凄くジレンマを感じる。
でも、何故8月に復職した時にダメだったのか、今も職場を見ると症状が起こるのか、それが何なのか分かって、もう大丈夫ってならないと、私は職場に戻ることが出来ない気がして、簡単に戻りたいって言えない。2度目だからこそ、受け入れる側も慎重になると思う。自分自身も及び腰になっている。
「難しいね。」
カウンセラーさんに言われた。うん、難しい…私にとっては。どうしたらいいのか分からない。
そんな話を話し始めた矢先の事件。心がザワザワして仕方がない。悪いことはしていないんだけどね。