今日は昨日と違って、至って平和な1日。ていうか、なんの騒ぎも起こさず、勤務時間を過ごし通せたのって、何日ぶりだろう?!ただ、そのために、ぞわぞわする落ち着かない感覚と格闘し、かなり多めに薬を使っていたのだけど…。
その感覚は一体何なんだろう?首筋から背中にかけてぞくぞくして、落ち着かない不安な気持ち。叫びだしたい様な、泣き出したいような衝動に駆られる感覚。私が泣き出す切っ掛けの一つ、とある課長に会ってしまった時とは、また別の衝動。全く持って原因不明であり、大変やっかいなのです。
昨日話をした産業医からは、カウンセリングを勧められました。通っている病院では、提携しているカウンセリング室みたいなところがあります。なので、受けられなくは無いけれど、…うーん、どうなのかな?
昨日はホント酷い日でした。実労1時間?朝、早々に例の課長と遭遇し、泣きはしなかったものの硬直して動けなくなったため、即座に休憩室に運び込まれ、午前中はそのままそこで過ごしました。もう、何というか、ココロもカラダも限界で、震えと硬直はしばらくして治まったけれど、事務室に戻る気力が湧いてこず、また寝不足の身体にベットが心地よすぎて、そのまま眠らせて貰ったという訳です。
情けなかった。あぁ、またやっちゃった…って凄く情けなかった。一人にして貰ってから、いつもとは違う涙を流しました。で、そのまんま寝入っちゃったみたい。(泣き寝入り?)
午後は仕事に戻るつもりでいたけど、ちょっと休んだら身体に疲れがドドっときたみたいで、結構しんどかったので、午後は時間休をいただきました。そして、元々自分から産業医の元へ行こうとしていたのだけど、またこんなになっちゃった私を見た総務課長から「連絡してあるから、これから産業医の先生の所へ行ってきなさい。」って言われちゃった。毎日のように泣いては騒ぎを起こす私が、かなり心配のようです。そりゃそうだよね。
そんな調子だったので、ともかく早退して、予定どおり病院へ行き、産業医の先生とお話してきました。もうね。最初はどよどよと黒雲背負ってるくらい暗ーく話し始め、言っている内容も堂々巡りで、先生も困ったんじゃないかなぁ。
「一つは原因不明で、もう一つは例の課長が引き金で、毎日のように泣き出し動けなくなり、周りの人に迷惑をかけてしまう。そうなる自分がツライし、迷惑をかけてしまうということもツライ。仕事だってろくなこと出来ないし、騒ぎばかり起こし他の人の業務の邪魔をする自分なんか、いない方がいいんじゃないか、とまで思うけど、ここでまた休んでしまうと、もう二度と戻って来られなくなりそうで、それも出来ない。でも、職場にいること自体がしんどくてなってきてて、もうどうしたらいいのか分からないんです。」
「出勤はしなきゃいけない、と思って出来ます。でも、職場の中に入ってから、気持ちがどんどん落ち込んできて、しんどくなるんです。」
「睡眠もあまり取れず、主治医に注意されてから睡眠薬を飲むようにしているけど、やっぱりあまり眠れていない状態です。」
こんな様な話をしまして、それから産業医の先生に言われたのは、
「こういう状態だとかなりツライようだし、それに耐える力も少なくなっているようだから、もう一度お休みして力を蓄えてみてはどう?」
という、再度休職することの提案でした。
これには即座にNOを伝えました。「ここでまた休職したら、もう二度と戻れなくなるので嫌です。」と。先生は「それはあなたの思い込みよね。また休んでも、ちゃんとまた復職している人はいるんだから、そこまで思い込む必要は無いはず。」と言います。分かってる。頭では分かっているけど、でも、私には到底無理としか思えず、それには承諾できませんでした。結局、「主治医が休職する必要があると判断したら、その時はちゃんとそれに従うように!」と先生の方が譲歩してくれました。
ただ、休職という選択の他に、転勤や別の仕事(つまりが転職)で一からやり直すという選択肢も考えるように、とも提示されました。これにも色々考えがあり、お断りしましたが、今の職場、今の環境に問題があると先生は考えてのことなんでしょうね。実際、自宅療養していた時は、現に回復してきていたんですもん。それが、復職してからあっという間に悪化してしまったということは、職場に何らかの問題があると考えるのが妥当というものですよね。
確かに一つは、問題の課長がいること。彼と会うたび、姿を見るたび、泣き出してしまうのだから、新しい環境で、彼のいないところだったら、そんな状態になる可能性はその分低くなります。
でも。
でも、もう一つの原因不明の部分。コレがある限り、休職しようが、転勤しようが、転職しようが、結局は一緒としか思えず、どうしても承諾できない理由の一つなんです。
休みました。よくなりました。復職しました。やっぱりまた泣いちゃいました。
こんなパターンにならないとは言えないでしょう。
原因らしいことは一つ一つ挙げることは出来ても、それが原因とも思えない。なぜなら、泣き出したり動けなくなったり不安になったりする切っ掛けが、それらに該当しないから。とうか、切っ掛けが見つからない。何かスイッチがあるはずだ、というのがテツさんの言い分だけど、確かに何かなければそうならないと私も思う。でも、それが何かが分からない。
だから。
先生はカウンセリングを勧めてきたようです。まず、泣き出す原因を突き止める。それをしてみてはどうか?と。休むのイヤ、転勤イヤ、辞めるのイヤ、でも出勤するのツライ。八方ふさがりな私の気持ちに対する、唯一の対抗手段…なのかな?
あぁ、後、睡眠をキッチリ取るよう、また怒られました(笑)まぁ当然ですよね。
何というか、1時間半という、主治医ともこんな長時間話さないぞ、というくらい時間をかけてお話を聞いて貰い、色んなアドバイスを受けた時間でした。先に書いたとおり、最初はどよどよした暗ーい患者だったのですが、終わりかけの頃はちょっとスッキリ。時折笑いを提供しながらお話出来ました。
【例】
私 「今日は泣き出さなかったので、多少周りを感じる余裕があったのですが、動けなくなった私を運び出すみんなのスキルがアップしてるんですよ!後で気づいて、えっ?そういや役割分担もバッチリだったみたいだなぁ、と思って。どうしよう…そんなこと上達させて…(泣笑)」
先生 「いいじゃないですか!(大笑)総務課員は、他の課の人が具合が悪くなった時、運んだりしなきゃなんだし、その時の練習だと思えば(笑)」
私 「……練習に、貢献してるって思っていいですか?」
先生 「してる、してる(笑)」
年頃も私とそんなに変わらない(ヘタすると年下?)の女医さんなので、よく笑ってくれましたとも!いえ、実際は笑い事じゃないんですが、本当にスムーズさに磨きがかかってたので、話さずにはいられなかったんです。(だって、今日の今日だし。)
他にもいくつかネタを提供し笑った後(しなくていいことしてますね・苦笑)、また2週間後くらいに話しましょうということで、この日は終わりにしました。別に解決策が見つかったとか、どうにかなったとかではないけれど、病院を出た時は来た時の気持ちの重さが無くなっていたのは確か。産業医の先生と会おう、と決めたのは自分だけど、正直あまり期待はしてませんでした。職場のことをそれなりに知っている先生と話をするのは、主治医と話をするのとまた違って、ある意味特別な理解をしてもらえるから、そこには期待をかけてましたけど。でも、多少なりとも効果はあったようです。そして、それがあったから今日、平和に過ごせたのかな?
カウンセリングについては、今度の通院の時にでも相談してみるつもりです。でも病院のHPを見た限りでは、料金が高いのがやっぱり気になる…かなぁ。テツさんもカウンセリングは勧めてくれてるけど、原因を知ることの出来る可能性を試してもみたいけど、うーん…悩みます。仕事が原因とすると、職場の特殊性を考えると、専門ではないけど、産業医の先生と話している方が、その何かが分かるんじゃないか、とも思っちゃうし。それら全部ひっくるめて、主治医と相談かな?
今週はあと明日のみ。明後日はちょっとお休みをいただいたので、三連休です。明日もちゃんと行けたら、なんとか2週間は持ったということ!明日も騒ぎを起こさず、平和に過ごしたいものです。