ジェネリック
昨日は病院だったのですが、今までで一番和やかというか穏やかな会話が出来た気がします。私からの報告も「1週間以上前のことは覚えてないけど、ここ最近は薬も飲まず大人しく生活出来てます。」と明るい話題を提供することが出来たし。ただ、こんな調子がよいのに、先生から「薬は後発薬に変えますか?」と突然尋ねられたのにはビックリしました。
後発薬…CM等ではジェネリックとして知られるようになりましたよね。ジェネリック医薬品とは、
「新薬」として最初に発売された薬は特許に守られ、開発したメーカーが独占的にその薬を製造販売することができます。これが「先発医薬品」です。
ところが20~25年の特許期間が切れると、他のメーカーも同じ成分、同じ効果のお薬を製造できるようになります。これが「ジェネリック医薬品」で、その価格は新薬の2~8割に設定されています。(エルメッド エーザイ㈱ 「ジェネリック医薬品何でもQ&A」より)
とのことなんですが、R薬局のおばさま曰わく
「成分が同じでも、製造過程が先発薬に比べて段違いに減らされているので、薬剤師としては全く同じとは言えないのよね。効果も同じとは限らないし…。例えば、ジェネリック薬を1日3錠飲めば先発薬と効果もピタッと一致するけど、それを1日2錠に減らしたらガクンと一致度が下がる…なんてこともあったりするし。何より、価格にしてもCMですっごく安くなるイメージを植え付けられてるけど、実際はそんなに変わらないものよ~」
とのこと。前々からこういう話を聞かされていたので、私は先生の申し出を即座にお断りしちゃいました。しかし、この4月から医師のサイン一つで切り替えられるというのは知っていたけど、先生から話を振られるのは初めて。だから、えっ何で?!という衝撃の方が強かった出来事だったかな。その日、おばさまともそのことでお話したのですが、おばさまも同感のようで、「調子がいいときに薬を切り替えるってのも変な話よね~」と一緒に首を傾げたり。
この“薬”についてはテツさんも同じ考えで、「ジェネリックの方が体質に合うから、というなら使うのも分かるけれど、今効果が見られるのにわざわざ違う物に変える必要はないし、製造過程がどこかしら省略されてるものが、同じ薬効果を出すとは思えない。」ということで、おばさまと同様の反応でしたね。
ジェネリック医薬品を最初から使うお医者さんもいるそうだけど、私の先生もテツさんの先生も、先発品を使う傾向の先生だったので、今まで何の問題にもしなかったけど…。他の患者さんからの希望が多かったのかな?
ジェネリック医薬品を否定している訳じゃないけど、人によって合う合わない薬があるのは先発薬も後発薬も同じこと。(市販薬で私もよくお世話になる頭痛薬。これも、私に効く薬と効かない薬があって、いっつも銘柄指定して買うほどです。それと同じことですよね。)ジェネリックが身体に合えばそれを使えばいいし、そうじゃなければ使わなければいい。ただ、一概に「安く」なるものではないのに、「安くなる」と思い込んで選ぶのはどうなのかな?と思うけど。ただ、これも薬によるそうですね。そう…試しに、私が使っている薬もおばさまに一部を調べてもらいましたが、結果は薬価的に3円くらいしか違わなかった…。「これくらいじゃホント変わらないでしょ~」と、おばさまにケラケラ笑われましたよ。そんなものです。
さてさて、最近調子がよいワタクシですが、明日、明後日とお出かけしてきます。いよいよ例の「男たちの大和ツアー」!テツさんは写真バシバシ撮る気満々。私もドキドキ。でも、興奮しすぎて調子を崩さないようにしないとね(笑)