お散歩
昨日は、テツさんに誘われて、夕方お散歩に行ってきました。小高い丘(山?)の上にある公園へ。ちょっとズルしてタクシー使っちゃったけどね(笑)
でも、そうまでして行った公園からの眺めは最高!大海原が見え、気分爽快です。…その分、風も冷たく、ちょっと震えてましたけどね(苦笑)でも、人気もなく(二組くらいしか人とすれ違わなかった…かな?)、二人っきりでゆったりと自然を感じられたのは嬉しかったです。
ちょっと気持ちが下向いてたので、素直に嬉しさを表せなかったり、テツさんの話に素直にうなずけなかったりしたけど、それでも色んな話を聞かせてくれながら案内してもらえました。ここのところ、そんな調子だったからこそ、連れ出してくれたのかもね。
そして見つけた八重桜。やっと!やっと、テツさんと一緒のお花見です。「あると思って、ココに来たんだ~」とは、テツさんの言葉だけど、思いがけず桜を見られて、すっごく嬉しかった。この時ばかりは大興奮(笑)携帯でバシャバシャ撮ったんだけど、接写モードにしてたの忘れて、全部ぼけぼけ写真になってしまいました。…ショック;
でも、ぼんやり桜色具合がちょっと雰囲気出してるかなぁ、と無理矢理納得(笑)夕暮れ時だから、さすがに他に人もいなくて、桜を二人占め。贅沢な時間だったかもです。
そうやってちょっと上向いた私のココロも、帰り道ではまたもやだんだん下向きに。でも、途中コンビニでお買いもしたら、ちょっと元通り。あー、現金(笑)
お家に着いてしばらくすると、珍しくテツさんがチャンネルを弄ってTVを見出しました。そして見入っていたのが「今、会いにゆきます」。私も見たこと無かったので、途中から一緒に見てました。が、ちょっとうんざり。だって、テツさん五月蠅いんですもん。疑問もケチも感想も、口に出さずにはいれられない質なようで、私としては、あーもー、ちょっとは大人しく見てくれー!って気持ちでいっぱいでした。それもあって、映画館で見たかったかも、と少し思いました。で、テツさんはテツさんで、この映画に気持ちを持って行かれたみたいで、寝る直前まで、ベットの中でも、ずっとこれについて語ってました。「子供にとっては想い出が出来てよかった。」「自分のせいで母親が死んだってことが間違いだと分かって、本人にそのことを否定されてよかったじゃないか。」「自分だったら…と思うと、色々考えちゃうよ。」そして、ポツリと「オレもそろそろお父さん、って呼ばれたくなった。」……今はムリ。それに応えられない自分がちょっと辛かった。TVを見てる間も、寝るときも手を繋いでた。当然薬を服用して。だからダメ。まだダメなのって縋り付いた。なでなでしてもらって、ちょっと落ち着いた。
色々無理なことがある。思い込んでるだけかもしれないけれど。でも、今は無理してそれを通そうと思うだけの力が無い。だからお休みしている。もうちょっと休ませて。考えるのをお休みさせて。