表と裏
大阪プチ旅行は、ホント唐突に企画されました。木曜日、いつものように仕事が終わってからテツさんに電話したら、開口一番「飛行機、乗ろう!」。この一言から始まったのです。航空券とホテルの手配は、金曜の深夜。よくまぁ取れたなぁ、と思いますが、ネット様々ということですね。
このプチ旅行では、特に予定があって行った訳じゃないので、写真のとおり目についたものを食べ歩き、テツさんのプレ・バースデーとばかりに、カフェコムサでケーキを堪能してきました。(ちなみにテツさんは、イチゴシフォンとイチゴのタルトを注文。)
ちなみに、行き先はどこでもよかったのですが、大阪にしたのは丁度友達が文楽観劇のため来阪してるから。文楽劇場へ行ったのも、彼女たちを驚かせるためだけでした(笑)思惑通り、奇声を上げて2~3メートル跳びずさった姿を目の当たりにしたときは、ヨッシャー!と心の中で拳を握りましたとも!そんなお茶目をしてきました。
気が向いて、二日間ピッチから写真付きで更新してきましたが、テツさんには「友達に写真を送信して、自慢するの~」とごまかしつつの更新だったりします。この理由、当分使えそうで、ちょっとほくほくです。
表の私はこんな感じ。せっかくの旅だったし、ピッチからだと長文書けないから丁度いいやとばかりに、楽しいことを中心にしてきましたが、実は裏の私というのもあります。
えーと、正直何から説明したらいいのかなぁ、と悩むのですが、まず起こったことから。
11日(金)、職場で泣き出し、過呼吸を起こしたため、救急車で病院へ運ばれました。
過呼吸自体は、病院で休んでいる間に治まったのですが、過呼吸を起こした原因は、泣きすぎて呼吸をコントロール出来なくなったから。泣いたのは…おそらく過度のストレスから、感情が高ぶったため、ではないかと思います。
このブログでも、一言二言書いたことがあるかもしれませんが、少し前から泣き出したりすることがありました。以前から、自分でもおかしいなと思っていましたし、その日も朝から時折涙ぐむこともあり、危ない気がしていました。午後になってから、余計その不安が強くなり、3時頃には「あと2時間のがまん、がまん、がんばれ自分!」と暗示をかけるように呟いて仕事する始末だったんです。
そしたら案の定。こんなことを引き起こすことに…。引き金となったのは、私のあるミスでして、そのことがちょっとしたもめ事となり、その最中に泣き出したあげく動けない状態になってしまったのです。
病院や職場から連絡が行き、仕事中のテツさんが呼び出され、3時間ほどしてから病院に迎えに来て貰いました。その時には過呼吸の方は治まっていましたが、涙は止まらず、泣いたりぼーっとしたりの状態だったと思います。
「最近、妙に甘えてきたり、泣き出したりするからおかしいと思ったんだ。仕事の状況聞いてたら、こうなることは予想できたけど、思ってたより遅かったな。がんばったな。」
病院を出て、車の中でテツさんに言われた言葉です。
仕事に原因があるのは確かだけど、それの何が原因か、何が悪いのか分からないけど、辛くて、辛くて、辛くて。でも、言えなくて、言えなくて、言えなくて。それが溜まりに溜まったあげくのことなのかもしれません。言葉に出来なかったけど、身体は自然と訴えていたんですよね。テツさんは気づいてくれてました。
プチ旅行は気分転換を兼ねて、そのまま計画どおりに行くことにして、この夜から二人で相談した結果、旅行後、私も病院を受診することにしました。テツさんが辿ったルートを私も歩くことになったのです。
大阪から戻ったその足で診療所へ行き診て貰い、その場で大学病院あての紹介状を書いて貰いました。そして、今日、14日(月)心療内科を受診してきました。
病名は「適応障害」。
仕事についても、先生の方から「休んだ方がいいと思うけど、休む?」と聞かれ、その瞬間泣きながら「行けないのでお願いします。」とお願いしてしまいました。今のところ2週間の診断書をいただいてます。
昨日、診療所を受診したときもそうでしたが、金曜のこと、仕事のことを思うだけで、涙が出てきて、呼吸が乱れ、胸が苦しくなります。心療内科の受診の際も、受付の段階からそんな調子で、文字もうまく書けないくらい。終始、泣きっぱなしでした。テツさんからは事前に、最初に受診するときは、辛いことを口にするわけだから絶対泣くぞ!と経験者からのアドバイス(?)を受けていましたが、確かにそうです。受診すると思うだけで感情が乱れ、実際話し始めると言葉を絞り出すので精一杯。息苦しくて、悲しくて、不安で…。
仕事を休む話を先生の方から持ち出されたときは、正直ホッとしました。テツさんからは「薬を出して貰って、それを飲んだら症状が楽になるから、仕事も出来るよ。」と言われてたんですが、自分としてはそもそも職場に行けるとも思えなかったので、すごく心配だったんです。もちろん、いっちばん忙しい時期に入っているので、そんな中休んで周りに大きな迷惑をかける心苦しさは強く感じています。でも、出勤しても、ちゃんと仕事できる自信はなかったし…。
明日、テツさんに私の職場へ行ってもらい、診断書を提出してきます。貰ったときは頭働いてなかったので気にもしなかったけれど、診断書の書き方に不備があり、そのままだとお休みを貰えない可能性もあるのですが、ともあれ見せてそれから考えることにします。ダメなら取り直せばいいし、と思ってますし。(一応お役所なので、一言一句うるさいのです。かつて私も、診断書を取り扱っていたので、その細かさの理由はわかるつもりですが、やはりめんどくさいなぁ、とつい思ってしまいます;)
お薬も処方していただきました。
- ルボックス錠 25㎎ 1日2回1錠ずつ
薬剤師さんの説明だと、心療内科の先生よりも内科の先生がよく使う薬で、ごく軽い薬だそうです。今日行った病院は一応今回限りで、次からは別の病院へ行く予定になっています。(ここは遠くて通いきれないのです。)なので、薬についてはとりあえず出すけど、早めに次の病院で相談してね、と言われました。
すぐさま初診の予約を取りまして、そこは18日(金)に受診する予定です。
これから自分がどうなってゆくのか分かりません。ともあれ、お休みをいただいてゆっくりします。
テツさんもまだ受診中、服薬中なので、夫婦揃ってココロのヤマイとなってしまいました。でも、テツさんは仕事してますし、私も仕事のことを考えなければ日常生活は普通におくれます。だから大丈夫…かな?
まぁ、ぼちぼちとやってきます。