ちょっとシリアスに
今日は日航機墜落から20年が経った日。私が把握しているだけでも、特集番組が3本組まれています。
私がこの事故に興味を持ったのは、小説「沈まぬ太陽」(山崎豊子著)を読んでからです。事故当時、私は小学6年生。夏休み中に大きな飛行機事故があったなぁ、くらいにしか覚えていません。後は、約1週間後の2学期が始まった学校でも、話題になったこととか。なので、どんな事故だったのかを知ったのは、実質この小説を読んでから。読んだ頃にTVで特集があったりもしたのでそれを見たり、ネットで調べたり、本を読んだり…。墜落した事故そのものも悲惨ですが、その後の遺体収容、確認も壮絶なものであることを、これらから知りました。
私は恐らく「知った」だけで、実感を伴って理解している訳ではないでしょうが、この事故にとても胸を痛めます。20年という長い、長い時が経っていても、まだ悲しむ人がいます。事故のことを未だ調べている人もいます。私はそのことを忘れないようにし、そして20年前の今日亡くなった520名のご冥福を、お祈り申し上げます。
飛行機は嫌い、と言いながらも、乗る機会が時たまあります。羽田空港へも、この間行ったようによく行きます。自動車事故の発生率より、飛行機事故の発生率の方が低いと言われますが、一度事故が起こったら、被害が大きいのは飛行機事故。もうこんな悲しみが起きないことを願いたいです。